正字・正かなの國語を讀書きしてみませんか
「ことばは、思想傳達󠄁の手段であると述󠄁べられてゐるが、ことばはそれ以前󠄁に、ものを考へる手段であると思ふ」――吉田富三
正字・正かなは、讀むだけでも十分樂しいですが、思ひ立ったら是非書いてみませう。書くことは憶える早道󠄁です。卒業論文での文獻引用、昔の作品の覆刻、短歌・俳句・小說・隨筆等の文藝と、「今でも私達󠄁が自由に使っても良い」表記です。
- 百漢字 正字新字一覽表 使用頻度の高い正漢字を百字嚴選󠄁。
- やちまた ウェブ版 新字・新かなの文章を、新舊兩方の漢字とかなに相互變換出來る形式に變換。
- 暫定正字明󠄁朝󠄁 正漢字による明󠄁朝󠄁體フォント(無償)。
- コンピュータによる舊字舊かな文書作成󠄁入門(PDF版は無償)
- (外部サイト)歴史的仮名遣い教室歷史的󠄁假名遣󠄁の「書き方」を學べる。
- (外部サイト)国立国会図書館デジタルコレクション正字・正かなによる文獻も多く揃へる。
- (外部サイト)青空文庫「舊字舊假名」や「新字舊假名」による作品も多く揃へる。
本會の主宰・參加する催し(過󠄁去の催しはこちら)
令和七年四月󠄁九日(水) 第二囘小講󠄁演會「をしへて! 正字・正かなの民」
スライド上映を主󠄁とする小さな講󠄁演會(內容としては正字・正かなの講󠄁習󠄁會のやうなものになる豫定)を令和七年四月󠄁九日(水)午後六時半󠄁より、東京の大井町驛そば「きゅりあん」四階の第二グループ活動室にて開催します。(今回よりお茶代として五百圓いただきます)
「歷史的󠄁かなづかひの憶え方」「間違󠄂ひやすいかなづかひ」等、現代語として活用する上で必要󠄁な知識を、その表記を使用する現場から解說します。
會員ではない方も自由な立場で御聽講󠄁いただけます(會員勸誘やお茶代以外の寄附徵收は特にありません)ので是非御越し下さい。
令和七年六月󠄁二十一日(土) 春の國語講󠄁演會
東京の大井町驛そば「きゅりあん」四階の第一特別講󠄁習󠄁室にて開催します。開場は午後一時を豫定してゐます。
講󠄁演者と演題は決り次󠄁第御知らせします。
本會以外による、傳統的󠄁な國語の理解に役立つ催し
(本會の國語國字問題に關する立場と異るグループのものも含む)
令和七年四月󠄁三日(木) 開場 午後一時 開演 午後一時半󠄁~三時半󠄁 我が國語を愛し學ぶ國民の會 演題「「國語問題」の御浚ひ~歷史的󠄁假名遣󠄁の相對的󠄁合理性と正統性~」(講󠄁師 高橋周󠄀泰)
令和七年四月󠄁五日(日)正午十二時~午後五時 ZINEフェス東京(東京都立産業貿易センター台東館) サークル「はなごよみ」にて、『コンピュータによる舊字舊かな文書作成󠄁入門』『國語問題協議會の栞』をはじめ、正字・正かなを理解するための本を出品豫定。
令和七年五月󠄁十一日(日)正午十二時~午後五時 文学フリマ東京40(東京ビッグサイト 南1~4ホール) サークル「はなごよみ」にて、『コンピュータによる舊字舊かな文書作成󠄁入門』『國語問題協議會の栞』をはじめ、正字・正かなを理解するための本を出品豫定。
御報せ(過󠄁去の御報せはこちら)
令和七年四月󠄁一日
(これは國語問題協議會として正式に決まったものではなく、飽󠄁くまでも一會員による私案です)
令和七年三月󠄁十二日
【會員の皆樣へ原稿募集の御報せ】
次󠄁號の『國語國字』では、「昭和百年」といふテーマで原稿を募集いたします。
激動の昭和時代は、國語にとっても激動の時代でした。假名遣󠄁表音󠄁化󠄁や漢字制限・略字採󠄁用など、國語の根幹をなす原理原則の大改造󠄁の準備が進󠄁められ、戰後の混亂期󠄁に實行に移されました。この結果、國語表記の深刻な分斷が生じた事はよく御承知の事と存じます。
一方、タイプライターや活版印刷の全󠄁盛󠄁期󠄁には「できるはずがない」と信じられてゐた「キーボードで漢字を打てるタイプライター」が「日本語ワードプロセッサ」として登場しました。じつに大きな劃期󠄁でありました。
皆樣にも樣々な思ひや御經驗があるかと存じます。つきましては、「昭和元年から現在までの百年」と「國語」について御寄稿いただければ幸ひです。
文字數の目安は千六百字(原稿用紙換算四枚)以內、五月󠄁二十日(月󠄁)迄に原稿を御送󠄁り下さると助かります。何卒宜しくお願ひ申し上げます。
詳しくは國語問題協議會事務局まで御問合せ下さい。
令和七年三月󠄁十日
令和七年三月󠄁六日に開催された理事會において、上村知己氏、大石健一氏が常任理事に推薦され、兩名とも就任を承諾しました。新たな常任理事の今後の活躍󠄁を御期󠄁待下さい。
令和七年一月󠄁十七日
市川靜夫理事が昨年十二月󠄁二十五日に逝󠄁去されました。本會のみならず「荒󠄁魂之會」でも活動していらっしゃいました。ここに謹んで哀悼の意󠄁を表します。
令和七年一月󠄁七日
昨年末の「コミックマーケット一〇五」で頒布した『國語問題協議會の栞 令和六年版』(頒價五百圓)ですが、再版分が近󠄁日入荷しますので、通󠄁販を開始しました。「50音󠄁圖の「を」をオ段に配置しよう」罐バッジ(頒價二百圓)も若干在庫がございます。はなごよみ(BOOTH)(匿名註文可・要󠄁登錄・配送󠄁料別途󠄁)、または電子メールにて御註文下さい(本會の出版物は、特に明󠄁記されない限り會員・非會員ともに御註文いただけますし、會に加入しなくとも自由な立場で御讀みいただけます。なほ、今囘の『栞』を御註文の本會會員には現在特典がございますのでメールでの御註文を御勸めします)。
(この册子について、詳しくはブログも御覽下さい。國語のこゝろ(30)「冬󠄀コミ向けに薄い本を作ってみた」/押井德馬 國語のこゝろ(31)「『國語問題協議會の栞』完賣」/押井德馬)
また、本會および姉妹團體の現在發行する圖書の目錄も公開します。(*)の附いた本は一緒に御送りする事も可能ですので、是非御檢討下さい。
令和六年十二月󠄁廿五日
會員の皆樣へ、『國語問題協議會の栞 令和六年版』の電子版を先行公開します。會員頁を御覽下さい。