國語問題協議會

正字・正かなの國語を讀書きしてみませんか

「ことばは、思想傳達󠄁の手段であると述󠄁べられてゐるが、ことばはそれ以前󠄁に、ものを考へる手段であると思ふ」――吉田富三

正字・正かなは、讀むだけでも十分樂しいですが、思ひ立ったら是非書いてみませう。書くことは憶える早道󠄁です。卒業論文での文獻引用、昔の作品の覆刻、短歌・俳句・小說・隨筆等の文藝と、「今でも私達󠄁が自由に使っても良い」表記です。

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令和七年 秋の國語講󠄁演會

 十月頃に豫定してゐます。日時・場所は決まり次第お知らせします。

本會以外による、傳統的󠄁な國語の理解に役立つ催し

(本會の國語國字問題に關する立場と異るグループのものも含む)

令和七年八月󠄁七日(木) 開場 午後一時 開演 午後一時半󠄁~四時半󠄁 我が國語を愛し學ぶ國民の會 演題「語形の變化󠄁とかなづかひ」(講󠄁師 上村知己)

令和七年八月󠄁十六日(土) おもしろ同人誌バザール大崎二〇二四夏 大崎驛南口にて十二時~六時、荒󠄁天時撤收(*)

令和六年十一月󠄁二日(日) おもしろ同人誌バザール@神保町 ベルサール神保町/同アネックスにて十一時~四時、入場料千圓(「國語問題協議會」名義で參加豫定)

(*)本會常任理事の押井德馬が文藝同人サークル「はなごよみ」としてサークル參加、本會の出版物も頒布豫定

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令和七年七月󠄁五日

【會員の皆樣へ原稿募集の御報せ】

 『國語國字』最新號では「昭和百年」といふテーマで原稿を募集しましたが、大變人氣があり、また同じテーマをとのリクエストがありましたので、次󠄁號も再び「昭和百年」といふテーマで原稿を募集いたします。

 昭和百年で大きく變化󠄁したのが、假名遣󠄁表音󠄁化󠄁や漢字制限・略字採󠄁用といつた「國語」でしたが、その一方で「印刷技術󠄁」も大きく進󠄁步しました。ガリ版やプリントゴッコからワープロやパソコンに、カーボン紙や靑燒きから普通󠄁紙コピーそしてパソコンに繫がる複合機になり、活版印刷から寫植そしてパソコンによるDTPになり、從來は特別なものだった「活字の文書を作る」事が、非常に身近󠄁なものとなりました。昭和時代はどのやうに文書を作成󠄁し印刷してゐたか、そして現在はどうなったのかについて御寄稿いただければ幸ひです。

 勿論、「印刷」以外の「昭和百年」の內容でも構󠄁ひません。皆樣の原稿をお待ちしてゐます。

 文字數の目安は千六百字(原稿用紙換算四枚)以內、九月󠄁十五日(月󠄁)迄に原稿を御送󠄁り下さると助かります。何卒宜しくお願ひ申し上げます。

 詳しくは國語問題協議會事務局まで御問合せ下さい。

令和七年七月󠄁五日

【『國語國字』第二二三號を郵送󠄁しました】

 昨日、『國語國字』第二二三號を、會費を御支拂いただいた會員の皆樣へ郵送󠄁しました。なほ、「會費を支拂ったが二週󠄁間經っても屆かない」等、お氣附きの事がございましたら、遠󠄁慮なく本會事務局まで御問合せ下さい。

令和七年六月󠄁二十四日

 春の國語講󠄁演會に御參加下さつた皆樣、有難うございました。一部の政治保守層にすら漢文敎育が輕視されてゐる今日此頃ですが、『日本書紀』も漢文で書かれ、漢文讀下しから生れた「漢文訓讀體」は『敎育敕語』を含め澤山殘されてきましたから、保守層が大事にしてゐる筈の「日本の魂」を知るにも、漢文の知識を捨󠄁ててはならない事が分ります。また、本會の姉妹團體である「文語の苑」は『日本漢詩五十撰』と題する本で、日本人の書いてきた多くの漢詩を紹介してゐます。今回の講󠄁演が漢文を見直す切つ掛けになれば幸ひです。

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